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砂の器

宏主演と言うことで、楽しみにしてた半年前の3月12日。
そう、震災で放送延期になってたの。
いつまでも放送未定で、もしかして知らない間に放送しちゃってたかと思ってた。
松本清張は読んだこともないし、ドラマ化してても興味ないから観たことなかったんだけど、宏だし、観るよねそりゃあ。
佐々木蔵之助も出てるし、他にもかなり視聴率稼げたのではと思えるキャスト陣。
かなりレトロな舞台で宏浮いちゃわないかしらと思ったけど、思ってたよりちゃんと泥臭い感じに溶け込んでた。
松本清張のイメージがどうしてもドロドロな感じだったので、最後まで観れるかと不安だったけど、がっつりサスペンスで、しっかり刑事物で、地道でちょっと新鮮だった。
所轄だの本庁だの初っぱな揉めたから、ずーっと面倒にも揉めっぱなしかと思ったけど、嫌味な刑事だと思ってた役の西村さんが後半超さっぱりしてて、これは西村さんだからなのか、原作上そうだったのを忠実に表現したからなのか…。
でも後編ではキレやすい短気な所があって、あぁ、気を許した仲間には扱い易いけど、一般人に嫌われるタイプかと納得。
宏に「ヘボ刑事」と憎まれ口叩かれても笑ってたのはちょっと素だろう…?
警察の捜査ってあんな風に色んな管轄から集まって一つの事件を捜査していくならあんな交流とか人間関係の変化もアリなのかなぁ。
とにかく事件が二転三転で、よくまぁその話とこの事件を繋げて考えるなぁって展開も多いし、重要参考人とも言える人は死んでるとか殺されちゃうとかばかりで、こっちまで「んもぅ!」と思ってしまうもどかしさ。
最後はほぼ宏の勘。

佐々木蔵之助さんの役は作曲家で指揮者なんだけど、ホールで新曲発表してるのを客席で宏が聴いて感動してるのよ。
蔵之助さんが指揮者で宏が聴衆…。
なぜかしら、この違和感…。
宏が指揮者なら…。
あ、作品違うか。
そういえば、この二人、「大奥」では深い仲でしたね。

蔵之助さんて、目が鋭いと思うので、その辺りを全面に出したあの役は合ってるかも。

結局、直接の目撃者もおらず、自白に頼るしかなくなってくるわけだけど、元々が宏の勘に基づいた推理からだけって感じだし、蔵之助さんも何だか色々背負って腹据わってるから強いしで、どうするの?落とせるの?宏。と心配してたけど、最終的に最後の切り札が蔵之助さんを陥落させた。
つーか、あれは私も陥落した。

幼い頃に訳あって長い間一緒に旅した父親の残した一枚の絵に小さく描かれた親子。
とあるお寺で他の遺品や遺骨と一緒に保管されていたんだけど、何故か絵の描かれた面を表に畳まれていた。
折角の絵を傷むかもしれないのに何で?と思っていたら、裏には父親が息子に宛てた一文が力強く書かれていた。
その一文が短いのに沢山の思い出や愛情が全て込められていて、堪らなかった。
絵を譲り受けた住職も絵よりもその一文に感銘を受けたのだろうかと想像した。

その一文で蔵之助さんはやっと落ちた。

なんだか切なかった。

誰も彼もが被害者だなぁと。

宏目当てで観たけど、それ以上の収穫でした。

またあんな作品に出てくれないかなー。

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